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2021.09.11 ちば子ども若者アフターケアネットワークキックオフシンポジウム 参加者の声

2021.10.10

イベント

アフターケア

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参加者の声

ちば子ども若者アフターケアネットワーク事業キックオフシンポジウム「子どもが大人になっても応援し続ける社会へ〜みんなでアフターケアを始めよう~」は、参加者延べ131名という盛会のうちに無事終えることができました。本シンポジウムにご参加頂いた方、準備や周知にご協力頂いた方等の関われたすべての方に感謝申し上げます。

児童養護施設、里親、ファミリーホーム、自立援助ホーム、子どもシェルター、児童相談所、アフターケア事業所等の子ども家庭福祉・社会的養育関係の方々や中核地域生活支援センター、生活困窮相談、基幹相談等の子ども家庭福祉以外の地域相談機関の方々、更には弁護士、医師、教育、研究者、議員さん、そして社会的養育経験者と様々な立場の方々に参ご参加頂き、有意義なシンポジウムを開催することができました。

やはり当事者の声はもちろんのこと、調査から見えてきた実態からは心を動かされました。自分も認識していない中で抱いてしまっている先入観や思い込みに気付かされました。


「アフターケア」という制度の狭間の課題であるからこそ、多様な支援者と当事者がつながることでセーフティネットの結び目の一つとなるきっかけになったと思います。


ありがとうございました、これからも楽しみにしています!


当事者のお話、また支援団体の取組や支援事業の説明と、大変勉強になりました。


こうしたアウトプットの機会自体が貴重です。


まずは、同じ思いを持ち動き始める仲間たちの存在がある!と知ったことが大満足でした。


当事者の訴えや今、置かれている社会的養護の若者や、その後の社会的問題を多く、知ることが出来たから。


当事者を含め多くの支援者の活動や思いを聞けて大変勉強になりました。


特に印象に残ったこと・学びになったこと

当事者不在で物事を進めていくことの危うさ、現状の支援と言われている枠組みの危うさを感じました。


IFCAによる提言は改めて考えるきっかけになりました。


何といっても中核支援センターの機能は本当に優れていると思います。


りささんのお話


IFCAの理沙さんの「『家庭のほうが』という見解に、統計などの裏付けがあると思ったが、根拠はなかった」という指摘が刺さりました。思い込み(自分の価値観)でそれらしいことを言っていることが自分にもありそうで、「その根拠は?」とまず考えたいです。

中核地域生活支援センター長生ひなたの渋沢さんのおっしゃった、「成人からでも『育ち」の観点が必要」というご指摘が印象に残りました。「あいつは育ちが悪いからさ」という変な偏見につながるのではない形で、その意識を社会全般で共有できたらいいな、と思いました。そのために必要な情報や発信はなんなのかを考えていきたいです。

IFCAの岡さんがおっしゃっていた、十分な支援を受けられなかったときに、「大人や支援者は信用できない」と思うのではなく、「(今回は)運が悪かった」と思えるようにしたい、というお話。自分になかった発想で、そのためにできることを考えてみたいと思いました。「運に左右されてしまう」状態は、できうるかぎり改善していきたい。それでも、(人と人の相性も含めて)運に左右される要素はどうしても出てきてしまう。それを「(今回は)運が悪かった」と本人が思えることは、とても大切なことだと思いました。

CANSの方の「子どもたちとさよならしなくていい」という言葉が素敵だなと思いました。


運ゲームではくて必要なつながりや環境が当たり前にできる仕組づくり。支援者への支援について。子ども・若者は自分が参加していく社会の姿を良く見ていると思うのでまずは大人自身も助けてと言える環境や誰かを頼ったり、自分達でつながりを作る力を発揮していきたい。


りささんのお話と提言が、痛みと共に、支援者は何に向かって取り組めばよいのか考えさせられました。ありがとうございました。


施設での生活を通して「立派に成長したから一人でも乗り越えられる」と判断し送り出すのではなく、良くも悪くも疑い、気に掛け続けることが社会的養護を離れた若者が社会で生き続けられることに繫がることを改めて考えさせられました。また、社会に届いている当事者の声はほんの僅かに過ぎず、支援者(大人)が積極的に歩み寄っていく大切さを感じました。


ここ最近のアフターケア調査であった、岡先生のお話、IFCAの取り組み、他団体さんのまとめられた資料のご活用、大変わかりやすくもっと聞きたいなと思いました。りささんが支援者の方に残念に思った出来事をお話してくださった内容をきき、支援者として申し訳なく思ったと同時に、実体験をお話してくださりながら活動を通し訴えていきたい内容を示して下さり、がんばらないと!と思いました。


1時保護からの家庭復帰の実態


IFCAユースの提言


やはり当事者ユースであるIFCA・りささんのお話が最も印象に残りました。当事者としての参画は、まわりの大人がみると逆境体験を乗り越えたその力強さ、が印象として残る気もしますが、ここに至るまでにどれだけ過酷な環境を生き抜いてきたのだろう、そもそもなぜこれほど大変な思いをしてこなければならなかったのだろうか、それをいま発信しなければまるで変わっていかない社会、といったことを思うと、絶対にこうした声が社会に反映され、制度・しくみの面から改善されていかなければならないと強く思います。 そして、当事者参画をするということは、現在進行形でケアを必要としているたくさんのことと折り合いをつけながら、ということでもあると思いますし、IFCA岡さんがおっしゃっていたように、「困ったときに必要な支援が受けられること」と「その人がもっている強み・よさがエンパワメントされていくこと」そのどちらの視点も常に必要だなと改めて感じました。


イフカのりささんの話し。また、社会的養護が必要な子ども達のアフターケアは、みんなでできる社会になって欲しいと思いました。ひとりひとりが困っている人が居たら適切な機関につなげる事が自然な事だと思える社会になるまで、この様な活動は必要な事だと思いました。


それぞれの活動のお話、大きな学びになりました。とくにりささんの語りは多くのことを考える機会を与えてくださったと思いました。多くの当事者、そして支援者が努力されていますが、社会的養護というこの文字と社会のしくみは決して同じ温度差ではないことがよくわかりました。りささんのこれまでの努力とそして今もなお問題提起をしながら多くの人を支えられている姿に敬意を表します。本当に今回参加させていただいて良かったと思います。岡先生、声をかけていただいて感謝申し上げます!


運ゲーという言葉が印象に残りました。社会的養護につながらなかった人達のことも意識していきたいと思いました。


18歳になる前に措置解除になったり、18歳を超えると支援の仕組みがなくなるということを何とかしなければと感じた。


IFCAのりささんの発信された言葉は胸に刺さりました。 この声を活かさなければと思います。


何が出来るのだろう、何をしなくてはならないのか、誰にでも、その運が掴める機会を作り出すことを学びました。


今回のシンポジウムで千葉県のさまざまな支援者の方の取り組みや情報が繋がっていくことに期待しています。


支援者が実態を知らずに支援しているとの話が印象的でした。実態把握し、根拠に基づいた支援をしていかなければと思いました。


・関わられている方々が主体的に参画されているという印象がありました。・IFCAの活動。


印象に残ったことは、理沙さんが、公が保護したのだから、当然公の追跡調査や助けがあると思っていた、という言葉です。そらそうだよね、と本当に納得しました。私は昨年まで、保護したり支援したりする側の立場で働いていましたが、子どもがそんな風に思っていたのだと、初めて知りました。恥ずかしかったです。


ここに至るまでの関係機関の関係性があるから、これだけのネットができたのだと思いました。すばらしいです。


りささんのお話が、とくに印象的でした家庭復帰後の追跡調査がされていないこと、対象外のひとの困難について、生の声を届けていただいたことで、その存在をリアルに認識できましたそれぞれの団体や個人のおもいをつなげてくための取り組み使われていることばひとつひとつから、心意気が伝わってきました


りささんの言葉は忘れずにこれからも自分にできること社会に必要なことを考え、できることをして行きたいと思いました。


今後取り扱ってほしいこと

具体的な取り組みについて


困難を抱えた家庭へのまるごと支援、の関わり方について


当事者発信をされない方やできない方とどう繋がっていくか


こどもの声をききたい。


福祉関係の人でない、一般の社会人が、子ども・若者支援に携わるための入口。その敷居を今以上に低くするために、できうる創意工夫。その一方で、そうした一般の社会人が支援にかかわることのリスク。


具体的な連携の事例、社会的処方について、最近年齢や課題でラベリングや制度ができるたびネットワークの網の目が大きくなってこぼれ落ちる人が多い気がする。


子どもの最善の利益について関心を持っています。


自立に向けた準備の具体的な内容


里親委託率の低さ 、フォスタリング機関


すでに企画いただいているようですが、やはり「当事者参画」のうえで、それをまわりがどうサポートしていくか、という部分に強い関心があります。


・アフターケアが必要な人にどうやって繋がるか。情報の届け方?・アフターケアに関心がある人とどう繋がるか。


どうしても地域差はできてしまうのかもしれませんが、これをなんとか全国的に拡げて“標準化”させていくためにはどうすれば良いのか、みんなで考えたい。


「家庭復帰ではない選択肢を考える」「自立援助ホームでの不調」


アフターケアのテーマは今後も継続してほしいなと思いました。


・政策提言を含めた行政への実績の挙げ方と関係性の持ち方。・実践される中で必要だけれども、できていないことの整理と見通し。


行政と民間の連携、それぞれの強みについて


その他


準備運営、大変お疲れさまでした。まずは「みんな」で「思い」を語る場、素敵でした!


大変良いシンポでした。


ありがとうございました。今後とも宜しくお願い致します。


本日は大変有意義な時間を過ごさせていただきありがとうございました。取り組まれている支援は、本来オフラインで行われるもの(行いやすいもの)だと思っていましたが、そんなこと全く感じずに非常に刺激になりました。良い取り組みが派生していくよう、児童福祉に携わっている者として努力を続けたいと思います。


ありがとうございました。


安井様、ちこネットへのご案内ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。市原市のある児童部門との連携がうまくいかず心が折れそうになっていましたが、このシンポで救われました。諦めずに頑張ろうと思います。


グラレコの資料がとても良かったので欲しいです!


非制度で、その日の食事や寝泊まりに窮する若者がいたら、可能な範囲でお手伝いします。っ


措置解除が近い児童養護施設に入所している10代の兄弟(神奈川県)ケース。虐待者であり親権を持つ母親(精神・発達障害あり)の意向により、祖父母等は兄弟に長年会えていません。また、児童相談所も祖父母等に兄弟の情報提供を一切しません。進学の支援等をしたくても、精神面での支えになりたいと思っても「親権は絶対」が児童相談所の回答だそうです。チャットに「支えになりたくてもなれない身内もいる」をあげようとしたのですが、タイミングが難しかったのでこちらに記しました。


このような状況下での開催、ありがとうございます。若者(当事者)参加の視点も自分たちの取り組みとして、弱い部分であったので心強く感じました。


ほんとうにありがとうございました。


登壇者がソファで話す様子が新鮮で、リラックスして聞くことができました今後は、facebookで情報チェックしていきたいと思いますありがとうございました!


ありがとうございました。

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