この度、ちば子ども若者ネットワークと千葉県内の福祉と司法の権利擁護専門職４団体との共催で「子どもアドボカシー」をテーマとしたシンポジウムを開催することになりました。

こども基本法の成立、こども家庭庁の設置等、子ども・若者のアドボカシーに関する議論が展開される中で意見表明権保障のための仕組みづくりや学校での校則見直しに向けたルールメイキング等の具体的な取組が行われるようになっています。また一方で、近年、権利擁護専門職と当事者の共同創造（コ・プロダクション）の必要性が指摘される中で権利擁護専門職団体がより良い権利擁護のためにどのように携わっていくべきかが問われています。　　

今回のキャラバンイベントでは基調講演として子ども・若者のアドボカシー推進に向けて活躍されている川瀬信一さんやNPO法人全国子どもアドボカシー協議会の子ども若者委員会に所属するユースの皆さんにご登壇頂き、子ども若者アドボカシーの意義や子ども若者当事者の声についてお話いただきます。また、専門職として子ども若者のアドボカシーに携わってきたソーシャルワーカーや弁護士の方々にご登壇頂きディスカッションを行います。更にイベントに参加いただいた方々も交えてみんなでより良い子ども若者アドボカシーや共同創造について考えてみたいと思います。

子ども・若者のアドボカシーの意義や、ソーシャルワーカーや弁護士といった権利擁護専門職の意義について再確認したうえで、千葉県内における子ども・若者のアドボカシーや共同創造に向けて私達に何ができるか一緒に考えてみませんか。