ちば子ども若者アフターケアネットワーク事業シンポジウム Vol.4開催のお知らせ
2021.11.06
お知らせ
ちば子ども若者アフターケアネットワーク事業シンポジウム第4弾です。今回のテーマはケアする人たちのケアです。
私たちの事業は、すべての子ども・若者達へのケアの標準化を目標としています。そして、ケアの標準化のためには『ケアする人たちのケア』についても考えていく必要があると感じています。
困難を抱え傷ついた子ども・若者達の育ちを支える中ではしばしば、子ども・若者達だけでなくケアする人たちもまた様々な傷つきを経験していきます。ですが、目の前の子ども・若者達の幸せを優先し、ついついケアする人のケアは後回しにされがちです。より良いケアを実現していくためには子ども・若者達と関わるわたしたちのケアも大切ではないでしょうか。
今回は子ども・若者支援に携わりながらも支援者のケアの視点でも活動されている研究者、社会的養育経験者、若手支援者の御三方にそれぞれの立場から話題提供頂き、ケアをする人たちのケアやケアをする人たちの権利についてみなさんで一緒に考えてみませんか。
申込 申込フォーム(https://forms.gle/pGeFrtz21Ae1rdfz8)からお申込下さい。
日時 2021年12月12日(日)14:00〜16:00(予定)
※イベント終了後、登壇者、参加者間の交流を目的とした1時間程度のフリートークタイムを設ける予定です。
場所 オンライン開催(ZOOMウェビナーを予定)
参加費 無料
話題提供者
・南出吉祥さん
岐阜大学地域科学部/若者協同実践全国フォーラム/ぎふ学習支援ネットワーク/教育科学研究会 など多数
教育学をベースにして、若者の生活現実や支援にかかわる研究をおこなう一方、全国の若者支援者・団体や、岐阜における子ども・若者支援にかかわる支援者・団体を横につなぐ活動をさまざまな方面で展開している。答えなき問いに向き合い、揺れ惑いながらも、ともに育ち・ともに学びあう「協同実践」のあり方を探求し続けている。
・田中れいかさん
7歳のとき児童養護施設に入所。退所後はモデル業のかたわら、NPO法人プラネットカナール の広報として自らの経験をもとに、親元を離れて暮らす子どもたちへの”理解の輪”を広げる講演活動や情報発信を開始。
2020年4月社会的養護専門情報サイト「たすけあい」を創設。「生い立ち関係なく、誰もがなりたいじぶんになれる社会をつくる」ために、自らがリポーターとなって社会的養護とつながりがない人にも伝わるような情報発信をしている。
・飯島章太さん
子どもや福祉に職業やボランティアや研究などで関わっている20代から30代を中心とした人たちのネットワークである「子ども研究ネットワーク(子ども研)」を主催。「ちば子ども若者ネットワーク」の理事でもある。
活動の軸は「支援者支援」。複数の任意団体のサポートをしながら、「支援者」とは誰か、「支援」とは何かなど、考えている。
シンポジウムの詳細は今後順次公開していきます。