本日は千葉県松戸市にある児童養護施設晴香園さんで18歳成人をテーマにしたセミナーを実施させて頂きました。講師としてちば子ども若者ネットワークで活動する弁護士さんやちばアフターケアネットワークステーションさんにご協力いただきました。

今年の3月頃から児童養護施設や児童相談所、児童家庭支援センター等様々な場所で18歳成人についてお話の機会を頂きましたが、中高生と職員さんが一緒に参加した形でセミナーをさせていただくのはこれが２回目です。

セミナーでは私達が一方的にお話するのではなく参加した中高生や職員さんと一緒に考えるということを大事にしています。今回も中高生や職員さんからの質問や意見が私達としてもとても学びになりました。

18歳成人になったら責任も全部自分が背負うことになるのか、施設という共同生活の場の中で18歳成人に向けてどこまで自分の責任で自由にするか、逆にどこまでサポートしてほしいか。
18歳になったら基本本人の契約で物事が決めていけるけれど、一方で施設という措置、行政処分の中で生活を継続していく中で、どこまでが本人が責任を背負うのが適切なのか。

また、18歳成人というと18歳になってからどうするかという話が中心に語られがちですが、中高生からするとそれ以前の15〜17歳の間に何ができるのか、できないのかがより重要な関心事です。
18歳になっていきなりあなたの自己判断、自己責任ですとしてしまうのではなく、段階的に色々チャレンジしていけるようになると良いですね。

この他にも中高生や職員さんからも色々な質問や意見が飛び交い盛り上がりました。